バイトの長さ
こんにちは。あっきぃのおとやんです。
前回、メバルのバイトの長さが使用ラインで違うように感じた、と書きました。
でも、な〜んか違和感がある。
PEもフロロもラインにテンションがかかった状態だし。
1g程度のリグでそんなにバイトの時間が変わるのか?と。
実際、フッキングする場所が違ったわけだけど、それで逆に誤った認識をしてないか?と。
ここで無い頭をフル回転させてラインの特性を再確認してみた。(笑)
1:伸び
PEは一般的に伸びないとされている。
ブレイデッドPEは編んであるので、原糸は直線ではない。
だからほんのわずかなら伸びはあるはず。
ワタシが使用しているスムーズはPEの繊維を束ねてコーティングしているだけ。
だから原糸は直線。伸びはさらに少ないのではないか。
一方、フロロは伸びがある。
おおむね20%くらいは伸びる。
で、ラインにテンションがかかった状態では伸びの少ないPEのほうがアタリを伝えやすいと言われるのだろう。
2:比重
PEおよそ0.98
フロロはおよそ1.1
つまりPEはフローティング、フロロはシンキング。
これはリグまでのラインの直進性に関係する。
つまり、フロロはリグまでおおむねラインが真直ぐであるのに対し、PEはラインが曲がっている。
ということは、1g程度のリグではPEではラインにテンションがかかっていても、ピンと張った状態ではないことになる。
つまり、ライン自体は伸びなくても、たるんでいる分微細な振動は伝えられないのではないか。
この2の特性だけでも、PEではバイトの瞬間は感知できていないのではないのだろうか。
対して、フロロは計量リグでは伸びはそんなに影響しないだろうし、比重が高く、リグまでの直進性が高いので、微細なゆれを伝えやすいのではないか。
さらにライン自体の重量でその揺れをロッドが拾いやすいのではないだろうか。
で、バイトの時間が長いと思っていたフロロは実はバイトの瞬間を察知できていて、リグが吐き出される前にアワセを入れることができていたのではないか。
PEでは、バイトしたとき、吐き出されるときにフックがサカナの口に触れた振動しか感知できないので、掛かりどころが安定しないのではないだろうか。と。
こんなことをとりとめもなく考えているけど、あくまで推測でしかないし、真実は水中でしか解らない。(^^;)
下手な考え休むに似たり。なんて言わないでくださいね。(笑)
正解じゃなくてもいいんです。
想像することも釣りの楽しみの一つじゃないかな。
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